かぜ用マスクと花粉用マスクの違い

かぜ用と花粉用マスクのもっとも大きな違いは、カップ部分のフィルターです。
花粉粒子の大きさは、20～30μｍ（マイクロメートル）に対してウイルス単体の大きさは、0.1～0.3μｍ（マイクロメートル）、花粉用と比較した場合、ウイルスの侵入や飛沫防止を考えた場合にかぜ用はより高い防御力を持っていると言えるでしょう。
逆に花粉用は、通気性に優れており、付け心地のよさが高いと言えます。

サージカルマスクとは？

サージカル「surgical」の意味は、外科用と言う意味で単純にサージカルマスクを略せば外科用のマスクと言う意味になります。
実際は医療機関で感染防止に使用されているマスクで主に医療にたずさわるスタッフに使用されているマスクをサージカルマスクと言われています。

不織マスク（不織布）とは？

呼んで字のごとく、織っていない布の事で、糸や繊維を織って作らず、機械的科学作用などにより繊維を接着したり、からみ合わせた薄いシート状の布の事を不織布といいます。粒子の防御や通気性に優れている為、マスクのフィルタ部分に使用されたり、紙おむつや生理用品などに幅広く使用されています。

BFE95・BFE99とは？

BFE（細菌濾過効率）とは、マスクの性能を表わす指標として使われています。
マスクによって細菌を含む粒子（平均粒子径　3.0±0.3μｍ）が除去された割合（％）のことである。
アメリカ食品衛生局では、サージカルマスクの基準をBFE95％以上と規定している。

（BFE95は、95％以上　・　BFE99は、99％以上）